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2024/03/22/()

おおきた花火大会2024@沖縄県南城市

沖縄県南城市にて第61回大人達が作る子ども達への花火大会を開催。
初の沖縄での開催、花火師お父さん達10名が参加し、約1000名の地域の皆さんに観覧いただきました。
約5555発の玩具花火が打ち上げり、沖縄の星達と共演し夜空を飾り、子ども達の歓声と指笛が鳴り響きました。

子ども達のちむどんどんしたカウントダウンから「チバリヨ―!」の掛け声で地域のお父さん達が花火師となり火花をまとい、島風に乗った火薬の煙が観客の間を吹き抜け、夜空は星と花火、歓声と指笛に彩られました。
創立1880年と県内でも最も古い歴史を持つ南城市立大里北小学校は校舎の老朽化の為、この数年で新しく移転し学びの場を変え、今回新校舎での花火大会を有志のお父さん達が企画しました。
新旧変わらず、校舎の東側に鎮座する山、グスクのある【雨乞い森】は変わらず学童を見守っています。
雨乞い森とは校歌にも出てくる山の事で地域信仰として神様が住まう聖域の森。
沖縄ではこの時期珍しく寒い夜でしたが、天候に恵まれ澄み切った空気で花火も一層綺麗に見てもらう事ができました。
皆で花火大会の片付けををしていると白い髭をたくわえたおじいから「花火でーじよかった」とほっこり。
すべての片付けが終わり、お父さん達との夜中までお疲れ様会をする中で、「あのおじいさんは見たことないな、地域の人は大概知り合いなんだけどな。どこの人だろう?」とお父さん達。
雨乞い森からひょっこり神様が花火を見に来てくれたのかもしれません。