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地域の父親、手作り花火ショー

掲載日付 2019/08/22(木)
掲載媒体 神戸新聞

二見小学校(兵庫県明石市二見町東二見)で24日に開かれる夏祭りで、メインイベントになる「花火アート」は、地域の父親たちが花火師役になって打ち上げる手作りのショーだ。毎年、子どもに大人気で、今年も色とりどりの花火が校庭を彩る。

夏祭りは、地域の活性化や世代間交流を図ろうと、二見校区まちづくり協議会と、二見町商店会が始めた。目玉の花火アートは、市販の花火を組み合わせて作るため、特別な資格は不要という。神戸市灘区の専門店「クリス」に協力を依頼している。

父親たちは、木で作った台座や自転車の車輪などに花火を取り付け、斜め方向に打ち上げたり、回転させたり。さまざまな見せ方で花火を楽しませる。

祭りの実行委員らは会議を重ね、安全対策や花火の見せ方について確認。人が集まりやすい出入り口付近の警備や、花火を鑑賞する位置などを話し合って決めた。

実行委員長の絹川和之さん(67)は「二見は年中のように祭りをやっている地域。この祭りも、世代を問わず楽しんでもらえる祭りにしたい」と話す。

午後4時半~9時。夜店が並ぶほか、各地域の自治会や、地元商店などの名を書いたちょうちん70個も会場を彩る。明石二見和太鼓会による演武もある。

花火アートは午後7時半ごろから。問い合わせは二見コミセンTEL078・941・9900。

(勝浦美香)

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