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「花火師」は親や先生!校庭で打ち上げイベント コロナ禍の夏、思い出作りに大人が一役

掲載日付 2022/08/19(金)
掲載媒体 神戸新聞

親らが「花火師」校庭の夜空彩る 子どもたちに夏の思い出をー
小学校の校庭で花火を打ち上げるイベントが、明石市内各地で開催されている。地域の大人たちが「花火師」となり、校舎をバックに数千発の花火が輝く。コロナ禍で夏祭りなど行事の中止が相次ぐ中、子どもたちの夏の思い出を彩る。      (川崎恵莉子)
市内で広がり 江井島小では9千発
7月30日、江井島小学校(大久保町西島)の校庭で約9千発の花火が打ち上がった。花火大会は夏祭りのフィナーレとして、江井島まちづくり協議会が2019年から企画している。花火師役は在校生の父親や教員。神戸市灘区の玩具店「クリス」の協力と得て、市販の花火を組み合わせて準備を進めた。
当日はコロナ対策と混雑緩和のため、校庭に観覧席を設けグループごとに距離を空けるよう呼びかけた。花火は校舎を超える高さまであがった。自転車の車輪を使って回転させるなど見せ方も工夫し、家族連れ約1500人を魅了した。
今年は中高生にも協力を呼びかけ、約40人が来場者の受け付けや会場案内を担当した。同協議会の担当者は「毎年地域全体で一から作り上げている。子どもたちが喜んでくれるので今後も続けたい」と話す。
小学校での花火大会は広がりを見せており、林小学校(林崎町1)でも8月6日に初めて開かれた。二見小学校(二見町東二見)では20日、創立150周年を記念して夏祭りの最後に花火を打ち上げる。夏祭りは午後4時半~午後9時(花火は午後7時半から)

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